宮城県内の過疎地域の買物事情についてインターネットで調べたところ、宮城県北部の登米市が、平成26年4月に『買い物困難者支援マニュアル』という資料を作成していることが分かりました。この資料では、市内で買物困難者に対してどんな支援が行われているのかがまとめられています。
ということで、まずはこの資料を手がかりに取材を開始。宮城県の北部、登米市を訪ねました。

今回登米市を取材するにあたり、土地勘もなく知り合いもなく、取材の糸口が全くありませんでした。こういうときは、私はまず地域の情報がせき止められている場所へ行くことにしています。田舎だったらまずは役場、それから郵便局とか、呑み屋とか食堂もいいです。あと、タクシーに乗ってみるとか。

まずは、『買い物困難者支援マニュアル』を作成した登米市の中田総合支所にある産業経済部商業観光課へ。資料作成後の買い物支援事業の継続状況や、市で行っている取り組みについても教えていただきました。

《登米市中田総合支所》

支援事業の継続状況についてははっきりと確認できなかったので、その後、資料中にあった団体を一つ訪ねてみました。しかし、そこでの事業は終了しているとのこと。買い物支援は緊急雇用創出事業で行われたものもあり、一過性の取り組みで終わっているものも少なくないようです。この辺りの原因や、支援対象となる人たちが実際にどのようなニーズを持っているかということは、まだ登米市としても把握できていないようでした。

登米市の産業経済部商業観光課で、いくつかの資料をコピーしていただいてきました。それを手がかりに、今度は登米市北部の東和町へ。

《車のない人の足となるバスの運行状況をチェック》
《登米市東和総合支所にて。地域の伝統水かぶりとキューピーのコラボ》

登米市東和総合支所を訪ねると、米川地区でバイパス開通に伴って新しく商業施設を立ち上げたこと、地域で乗り合いタクシー事業を運営していることが分かりました。次に米川公民館を訪ね、米川の商業施設と乗り合いタクシーに深く関わっているのが、商業施設の中に入る電気屋さんのご主人だということが分かりました。

ということで、電気屋さんへ。取材協力をお願いすると、快く了承してくださいました。インタビューのアポを取り、この日は時間切れとなりました。

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相沢 由介

1980年生まれ。 インフォーカスの取材・編集・発行を全て一人で行っています。その他、フリーのカメラマン・ライターとして、紙媒体の企画や取材、企業や個人事業の広報物・WEBサイト等の作成を行っています。

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